公会計 必要性

公会計の必要性

多くの人が知っての通り日本の財政状況は深刻な状況にあります。
国や地方の財源は公会計と言い法令によって定められたとおりに行われていました。
現金収支の取引を一面的に記載するという現金主義が行われていました。

主観的な要素が少ないことから行政サービスにおいては分かりやすいという点もあったのですが
問題点も出てきていました。
現金収支の情報しか得ることが出来ないのです。

建物や道路等のように何年にも渡って継続適し使用し続けるものの価値が
毎年減少していく減価償却費や退職金等の支払いに関して計上することが出来なかったのです。
現金主義における最大の難点が現金・預金以外に残高の概念がないことです。
記載されないので正確な情報を得ることが出来ないのです。

北海道夕張市の財政破綻の例

このようなことが原因で財政難に陥っている地方もあります。
平成18年に北海道の夕張市が財政破綻したことは知っているでしょう。
どうして夕張市は早くに危機的な状況に気づくことが出来なかったのでしょうか?

現金主義の公会計が負債額の増加の発見を遅らせてしまったと考えられているのです。
国や地方の財政は危機的状況に見舞われていることは言うまでもありません。
財政状況を把握し、資産負債を幅広く把握するためには複式簿記の導入が必要不可欠なのです。

企業会計的な手法を採り入れて貸借対照表を用いれば
財政状況を分かりやすく国民に説明することも出来ます。
財政運営を透明化するためにも公会計制度の改革が必要なのです。