公会計とは

公会計とは

国や地方公共団体など公共部門を対象として行われている会計を「公会計」といいます。
官庁会計とも呼ばれています。
公会計は一般会計、特別会計、公営企業会計の3つからなっています。

公会計は企業会計とは異なり法令によって定められています。
国の会計は会計法に定められていて、それにそって実施されています。
地方公共団体でも地方自治法に基づいて行われていました。

公会計では議会で承認された予算がどのように支出されたかを正確に記述するために
現金の出し入れの状況を計算する「現金主義」という形式が取られています。
ただこの形式では国債や地方債等の借入金も税収と同じ「入金」として捉えられてしまいます。

企業会計的手法について

近年、公会計に企業会計的手法を採り入れようとする試みが行われてきています。
公会計の世界でも負債と資産のバランスを考えながら、
財源の使い道を考えなければならないという考え方が広がってきているからでしょう。

個々で利用されるのが複式簿記のツールです。
国や地方財政はかなり厳しい状況が続いています。
その財政に対して国民の厳しい目も光っています。

国民たちに分かりやすく財政状況を説明し、理解・協力してもらうためには財政状況を
積極的に開示していくことが求められているのです。
昔から行っている現金主義の形式では国民に分かりやすく財政状況を提示することが出来ません。

この問題を解決してくれるのが複式簿記の導入だったのです。
毎年の行政活動によって生じた財政の増減を複式簿記で記帳していくことが、
国民に対する責任にもつながって行くのです。